無施錠の車を窃盗 男を逮捕 相次ぐナンバープレート窃盗にも関与か 広島

無施錠の車ばかり狙った窃盗事件に関与した疑いで50歳の男が逮捕されました。男は去年の年末ごろから県内で相次ぐナンバープレート窃盗にも関与している可能性があるということです。

住居不定無職の容疑者の男(50)は2月、安佐北区の駐車場で鍵がかかっていなかった軽自動車を盗んだ疑いがもたれています。容疑者の男は「私がやったことに間違いない」と容疑を認めています。

去年12月から県内全域で無施錠の車が盗まれる事件が数十件起きていて、捜査の結果この男の関与が浮上しました。21日、東広島市黒瀬町で警戒していた捜査員が盗難車に乗った男を発見。車を降りて走って逃げたところを追いかけ田んぼで捕まえたということです。

同様の被害は島根県、山口県、大分県でも起きていて容疑者の男が関与している可能性があるということです。

さらに去年の年末ごろから県内ではナンバープレートが盗まれる被害が百数十件起きていて、そのうちの一部がこの容疑者の男が関与したとみられる盗難車の中から見つかったということです。

警察は動機を調べるとともに広域窃盗事件として捜査を進めています。

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