涼しげハンカチノキ 富山県射水市の太閤山ランドで見頃

見頃を迎えた県民公園太閤山ランドのハンカチノキ

 富山県射水市黒河(小杉)の県民公園太閤山ランドで、白いハンカチが枝に垂れ下がっているように見える木「ハンカチノキ」が見頃を迎えている。5月の大型連休ごろまで楽しめるという。

 元々は中国の四川省や雲南省の密林に自生する木で、大小2枚の苞(ほう)(つぼみを包んでいた葉)がハンカチのように見える。白いハトが枝に止まっているようにも見えるため「ハトノキ」とも呼ばれる。

 同ランドには29本がファミリースポーツプラザ近くに植えられており、県内ではまとまって鑑賞できる数少ないスポット。

 今年は暖冬だったためか、開花が2週間ほど早まった。

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