期日前投票率6.56% 前回同期上回る 5市議選中間まとめ

5市議選 期日前投票の中間まとめ

 23日投開票の宇都宮市議選など県内5市議選で、20日までに期日前投票をした人の割合は全有権者の6.56%となり、前回(2019年)同期より1.14ポイント増加したことが21日、下野新聞社の調べで分かった。中間まとめの段階だが、全ての市議選で前回よりも投票率は上昇している。

 15日現在の選挙人名簿登録者数(77万6128人)を基に、17~20日に期日前投票した人数(5万887人)から算出した。有権者に期日前投票の仕組みが浸透したほか、投票所を増やすなど利便性を高めたことが投票率上昇につながったとみられる。

 市別にみると、宇都宮の投票者数は2万8957人で投票率は6.74%。前回同期(投開票日3日前)比で0.69ポイント増加した。

 小山は7365人で5.42%。前回同期比で1.59ポイント増となった。定数28に対して38人が立候補し大激戦となった状況も影響しているようだ。

 足利は6979人で5.82%。前回同期比で2.06ポイント増えた。新たにショッピングセンターを期日前投票所に加えたことが、大幅な伸びにつながったとみられる。

 真岡は4762人で7.43%(前回同期比1.11ポイント増)。矢板は2824人で10.59%(同1.86ポイント増)と、すでに二桁に上った。

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