シルバーから黒でイメージUP 高橋彩華パター安定「シャープに見える」

大会連覇を狙う(撮影/大澤進二)

◇国内女子◇フジサンケイレディスクラシック 2日目(22日)◇川奈ホテルGC富士コース(静岡県)◇6457yd(パー71)

「運もあったし、その運を全部いかせた。きのうは全然入らなくて。今年は嫌われている感じだったが、きょうはよく入ってくれた」

前年覇者の高橋彩華が7バーディ、1ボギーの「65」でプレー。通算5アンダー2位で最終日に進んだ。前半で2つ伸ばして折り返すと11番、12番で3mを沈めて連続バーディ。最終18番も5mを決めてバーディで締めくくった。

パターの変更が好イメージを生んでいる。3週前「ヤマハレディース葛城」からパターを同モデルのシルバーから黒に替えて5位、5位、10位と結果につなげた。

黒のパターがお気に入り(撮影/大澤進二)

テーラーメイドのTPコレクション ブラック ジュノ 1.5 トラスヒール パターを愛用するが、「色が変わっただけでイメージが結構変わって良くなった感じ。黒い分シャープに見えるので自分の中で打ちやすかった」と手応え。この日のパット数は23だった。

連覇に向けての課題にはドライバーをあげた。「ヒールに当たることが多くて、その分20yd近く落ちちゃう。そのせいで距離残ったり、変なバンカーに入ったり。大変だったので真ん中に当たるように修正したい」と残り18ホールに気合を入れた。(静岡県伊東市/玉木充)

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