「どんどん狙わなきゃ」 新垣比菜を支えたコーチの言葉

3打差3位で最終日へ(撮影/大澤進二)

◇国内女子◇フジサンケイレディスクラシック 2日目(22日)◇川奈ホテルGC富士コース(静岡県)◇6457yd(パー71)

「ドライバーが2日間すごく良くて。なので、わりとセカンドも安心してフェアウェイから打てている」。新垣比菜が4バーディ、2ボギーの「69」でプレー。トップと3打差の通算3アンダー3位で最終日に臨む。

前半2番、103ydから50度で下4mにつけてバーディ。16番パー5でボギーをたたいたが、この日の最難関17番パー3では6Iで上4mにつけてバーディを奪った。

今季はQTランキング14位の資格で参戦する。厳しい状況に置かれている自覚はあるものの、7試合を戦って予選落ち5試合と思うような成績を残せていない。

しかし、今週は昨年から師事する青木翔コーチの言葉「どんどん狙わなきゃ」が脳裏にあった。海外メジャー1勝の渋野日向子も師事する青木コーチからはミスを恐れずに積極的に攻める姿勢を学んだ。

「しっかりと思い切りゴルフができるようになった。気持ちの面で縮こまらなくなった。ショットとかいろんな面で悩んでいたが、しっかりとピンを狙っていくようになって良くなった」。フェアウェイキープ率は71%(10/14)を記録した。

2018年「サイバーエージェント レディス」以来となるツアー2勝目へ「きょうみたいな安定したショットができるように。パットを気持ちよく打っていきたい」と復活Vを誓った。(静岡県伊東市/玉木充)

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