思川沿いの野草で天ぷらや草もち 野草を食べる会開催 小山

思川沿いで採れた野草を調理する参加者ら

 【小山】市民ボランティア団体「思川に思いをはせる会」は22日、市桑市民交流センター「マルベリー館」で野草を食べる会を開いた。

 同団体は市内を流れる思川に親しんでもらおうと2005年に設立。野草を食べる活動は設立当初から年1回開催している。

 今回は会員や市民約20人が参加。21日には小宅橋と黒本橋付近の思川河川敷で野草を採取した。集めたフキ、ヨモギ、ドクダミなど13種類を使い、天ぷらや草もちなどを作った。

 立木、会社員小池紗佑里(こいけさゆり)さん(30)は「野草に興味があり参加した。食べられる野草の種類が多いことに驚いた」と話した。

 思いをはせる会の渡辺典夫(わたなべのりお)事務局長(71)は「野草を食べるとデトックス効果などがある。身近に採れるもので自然の恵みを感じてもらえたらうれしい」と話した。

思川沿いで採れた野草を調理する参加者ら
思川沿いで採れた野草を調理する参加者ら

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