みんなに勇気を 活躍の幅広がるご当地ヒーロー「開運戦士ブレイバーン」 小山

開運戦士ブレイバーン

 小山市の新たなご当地ヒーロー「開運戦士ブレイバーン」が活動の幅を広げている。市内外のイベントに無償で出向き、子どもたちに声をかけたり写真撮影に応じたりして交流。今月からは市コミュニティーFM「おーラジ」にレギュラー出演している。ブレイバーンは「みんなに勇気とポジティブな気持ちの大切さを伝え、小山を盛り上げたい」と意欲を燃やしている。

 ブレイバーンは昨年11月に誕生。名前には、市が「開運のまち」を掲げているのに加え、「勇気を燃やせ」とのメッセージが込められている。赤と黒、シルバーを基調にした衣装を身にまとい、背中には市章が施されている。

 主に週末や祝日、県南地方卸売市場での朝市や、ロブレのキッズランドおやまなどで活動。子どもたちだけでなく幅広い世代と交流し、コミュニケーションの潤滑油となっている。

 8日には、小山御殿広場で開催中の「最強ラーメン祭」に登場。来場者に「おいしい?」「写真撮ろうか」などと声をかけながら、会場全体に和やかな空気をつくり出した。

 企画・プロデュースした城山町、会社員作元裕之(さくもとひろゆき)さん(56)によると、ブレイバーンの正体は不明。幼少期から仮面ライダーなどのヒーローが大好きで、父親から「間違ったことはするな」との教えを受け、正義感が育まれたという。

 「勇気の戦士ナスライガー」(那須塩原市)など県内外のご当地ヒーローやゆるキャラとも交流・共演を重ねている。5月5、6の両日には、キッズランドおやまでご当地ヒーローが集結するイベントを開く。

 ブレイバーンは「目標は市内の子ども全員に知ってもらうこと。市のPRや活性化にも貢献したい」と話している。

 「おーラジ」への出演は毎月第2、第4土曜日午後8〜9時。活動の詳細や問い合わせは「開運戦士ブレイバーン」のツイッターやインスタグラムから。

 

ブレイバーンの背中には小山市の市章が施されている
最強ラーメン祭会場で来場者と記念撮影するブレイバーン
最強ラーメン祭会場で来場者と記念撮影するブレイバーン
最強ラーメン祭会場で来場者と記念撮影するブレイバーン

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