木彫りの野鳥、生き生き表現 北上市立博物館和賀分館で企画展

木彫りのシマエナガを紹介する会員と小田島由希乃さん(手前)

 北上市和賀町横川目の市立博物館和賀分館は5月7日まで、木彫りの野鳥「バードカービング」の企画展を開いている。日本で見られる野鳥25種類80点が展示され、来場者は実物そっくりな作品に見入っている。

 雪の妖精と称される人気な小鳥「シマエナガ」を中心にカワセミやコゲラなどを生息環境も表現しつつ紹介。繊細な表情の野鳥は今にも動き出しそうな出来栄えで、食性や鳴き声などの解説付きで分かりやすい。

 県内で撮影した野鳥の写真11点も展示。午前10時~午後4時(入館は同3時半まで)。観覧無料。会期中の休館は24日と5月1日。問い合わせは市立博物館本館(0197.64.1756)へ。

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