ATEAM Buzz Racing、2023年のFIA-F4に平安山良馬を起用。レーシングカートでの若手育成も継続

 4月24日、ATEAM Buzz Racingは、株式会社エイチーム、エイチームの林高生代表取締役社長をメインパートナーとし、多くの企業に協賛を受けFIA-F4、各レーシングカート選手権に参戦すると発表した。FIA-F4では平安山良馬(へんざんりょうま)を起用することになった。

 ATEAM Buzz Racingは、FIA-F4初年度から参戦を継続。今季は9年目となるが、新たにドライバーとして平安山を起用することになった。2022年はTGR-DCから参戦しており、今季は2年目。勝負の年となり、シリーズチャンピオンを目指してチームとともに戦うことになる。シーズン前の合同テストでも良いフィーリングを掴んでおり、開幕戦から優勝を狙えるポテンシャルを見せている。

 また第2大会となる鈴鹿以降、新たな若手ドライバー起用も視野に入れて体制を強化していくという。昨年はチームランキング7位でだったが、今季はさらなる高みへチーム一丸となってシリーズチャンピオンを目指し挑戦していく。

 レーシングカートチームは引き続き、ステップアップを目指す多くのジュニアドライバーたちが鈴鹿カートレース選手権や石野SLシリーズ等、各地でスキルアップを目的に参戦していく。Buzz RacingがもつMIE Route1Circuit、SEASIDE Circuitのスクールプログラムからもレーシングカートにステップアップするほか、モータースポーツを楽しむジェントルマンドライバーのサポートも引き続き行っていく。

 また若手育成を主軸にモータースポーツの普及活動も強化していくほか、スクールプログラムについても数年後のフォーミュラへのステップアップを見据えて、今年はさらにスキルアップにフォーカスしたプログラムを導入していく。

 ATEAM Buzz Racingでは、『一人でも多くの子供達、若者達にモータースポーツの楽しさ、感動を伝えたい』という思いのもとに賛同した企業、チーム、選手、スタッフ、そして支援者がみなでひとつになり『世界に挑戦』という理念のもと、今シーズンも全力で挑戦していく。

平安山良馬がドライブするATEAM Buzz Racingのマシンカラーリング

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