クリーニング専用のロッカー IGR青山駅に、預けた衣類洗い返却

IGR青山駅で始まったクリーニングサービス「ラグー」の専用ロッカー

 IGRいわて銀河鉄道(浅沼康揮社長)は盛岡市の青山駅の南口に、スマートフォン一つで受け付けから精算、受け取りまでを行えるクリーニングサービス「LAGOO(ラグー)」の専用ロッカーを設置した。衣類を預けると、提携する専門業者が洗濯して返却する仕組みだ。

 スマートフォンの専用アプリで会員登録(無料)し、袋に入れた衣類を同駅利用時間の午前4時半~午前0時にロッカーに預ける。同市のホワイト急便みたけ工場でクリーニングし、2日ほどで返却される。衣類の素材や加工が施されているかなどで異なるが、料金はワイシャツ1枚132円から、スーツ上着473円など。

 駅利用者でもある同社社員の声を踏まえて、東北の鉄道駅では初めてサービス導入を決め、19日に始めた。預けるときも受け取るときも時間がかからず、返却予定日の確認や、クレジットカードでの精算などもアプリで行える。

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