高校生の力作ずらり 長崎県美術館 30日まで県書道展の企画展 

高校生の力作が並ぶ会場=長崎市、県美術館県民ギャラリー

 長崎県内最大の書道公募展「第48回県書道展」(長崎新聞社主催)の関連企画、高校生作品展示が25日、長崎市出島町の県美術館県民ギャラリーで始まり、勢いある作品が訪れる人を楽しませている。30日まで。
 若い世代の育成や書道文化の普及などを目的に、毎年、県書道展長崎展・中期(25~30日)に合わせて同じ会場内に展示。今年1月、諫早市で開かれた県高校総合文化祭書道展の出品作を中心に、12校89人の漢字、かな作品が並んだ。出品者には奨励賞が贈られる。
 書の仲間3人で会場を訪れた長崎市大浜町の福田京子さん(64)は「書に迷いがなく、力強さや個性を感じた。私たちもまだまだ頑張らなければ」と見入った。
 県書道展の長崎展・後期は5月2~7日、同ギャラリーで、佐世保展は5月25~28日、佐世保市の島瀬美術センターで開催する。いずれも無料。

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