30日に大相撲の地方巡業「大相撲神栖場所」(同実行委主催)が茨城県神栖市木崎のかみす防災アリーナで開催されるのを前に、日本相撲協会の谷川親方(元関脇北勝力)ら関係者は25日、市役所を表敬訪問し、石田進市長と懇談した。
実行委によると、同場所は当初、2020年4月の開催予定だったが、新型コロナウイルスの拡大に伴い、延期されていた。力士約100人が参加する予定で、鹿行地域5市の児童生徒合わせて1000人が無料招待されている。
「スポーツで地域を元気にしようと頑張っている。神栖場所を機に(新型コロナで遠のいてしまった人たちが)戻ってきてくれれば」と石田市長。谷川親方は「地方巡業は力士が近くにいるので、普段の場所では味わえない力士の体のすごさを感じられる。皆さんに元気になってもらえれば」と語った。