エンゼルスが接戦を制し勝率5割復帰 大谷は無安打も1イニング2盗塁

【アスレチックス3-5エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは先制を許した直後の1回裏に打線がつながり4得点で逆転に成功。1点差に迫られた6回裏にはテイラー・ウォードのタイムリーでリードを広げるなど打線が機能すると、リリーフ陣もこの日は無失点と粘りを見せ、5対3でアスレチックスに勝利し前夜の雪辱を果たした。エンゼルス先発のグリフィン・キャニングは2021年以来の白星をマークし、4番手のカルロス・エステベスは4セーブ目を記録。アスレチックス先発のメイソン・ミラーは1敗目(0勝)を喫している。

エンゼルスは1回表にジェイス・ピーターソンのタイムリー三塁打で先制を許す嫌な流れ。それでも打線がすぐさま振り払った。1回裏、二死2・3塁から前日2本塁打のブランドン・ドルーリーが逆転のタイムリー三塁打を放つと、ルイス・レンヒーフォ、ジオ・ウルシェラも連続タイムリーで続き4得点。ジワジワと追い上げを受けていた6回裏にもウォードがタイムリーと投手陣を援護した。投手陣も6回から継投に入ると、毎回のようにランナーを許しながらもあと1本を許さない粘りのピッチングで前日の悪夢を断ち切った。

エンゼルスの大谷翔平は「3番・DH」でスタメン出場し、レフトフライ、見逃し三振、ショートゴロ、見逃し三振で4打数ノーヒット。バットではいいところが見せられなかったが、入れ替わりで出塁した5回裏に二盗、三盗と2盗塁をマークするなどこの日は足で魅せた。今季の成績は打率.253、3盗塁、OPS.787となっている。

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