【連休天気予報】雨・風だけでなく黄砂が広く飛来か PM2.5も非常に高い予想 アレルギーやゴールデンウィーク屋外レジャーなど注意

今週末から大型連休がスタートしますが、序盤は全国的に天気が崩れて雨・風が強まる所もあるほか、黄砂やPM2.5が広く日本へと流れ込む可能性も出てきています。

きょう(26日)に発表された連休の天気予報です。連休スタートの4月29日・30日の土日は前線を伴った低気圧が日本海を発達しながら通過するため、全国的に天気が崩れる予報です。所によって雨の降り方や風が強まるおそれがあります。

また、この低気圧は雨や風だけでなく、黄砂やPM2.5を日本列島にもたらす可能性があります。

きょう(26日)時点で気象庁が発表している黄砂予報は29日(土)までですが、上の図は29日(土)午後9時の黄砂予報です。朝鮮半島南部から九州の西の海上に広く黄砂が飛来する予想となっています。

土日に雨をもたらす低気圧が中国大陸で巻き上げた黄砂で、4月30日(日)には西日本や東日本を中心に広く流れ込む可能性があります。

九州大学が公開している黄砂・PM2.5の飛散シミュレーション(SPRINTARS)です。30日(日)正午の黄砂の飛散予想をみると北陸から九州にかけて黄砂が流れ込む予想です。

あわせて西日本を中心にPM2.5が非常に多いと予想されています。翌1日(月)にかけて黄砂やPM2.5 の影響を受けるおそれがあります。

連休で屋外のレジャーなどを楽しむ方も多いかもしれませんが、アレルギーや呼吸器系疾患のある方など気になる方は今後の最新情報にご留意ください。

© 株式会社中国放送