山田カキまつり中止 貝毒の数値上昇傾向で大事取る

 三陸山田カキ(活気)まつりを主催する山田の魅力発信実行委(山崎淳一会長)は、30日に山田町境田町の山田魚市場で予定していたまつりの中止を決めた。

 実行委によると、会場で販売する山田、船越両湾産のホタテガイの貝毒の数値が上昇傾向にあるため。規制値を超えてはいないものの、大事を取って開催を見送る。

 まつりは例年3千人以上が来場する恒例のイベント。新型コロナウイルス禍を経て4年ぶりに開催する予定だった。

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