茨城県立高学級増を 県教委に要望書 つくばの市民団体

要望書を県教委に提出した市民団体「つくば市の小中学生の高校進学を考える会」の片岡英明代表世話人(右)=県庁

茨城県つくば市やつくばエクスプレス(TX)沿線の県立高新設や既存高の学級増を求める市民団体「つくば市の小中学生の高校進学を考える会」(片岡英明代表世話人)は26日、県教委に対し、学級増の計画を早急に示すよう求める要望書を提出した。

同団体の要望書提出は3回目。近年、同市とTX沿線沿いの地域は児童生徒が増加する一方、公立高は中高一貫校1校と県立高4校に限られている。同団体は要望書で、試算によると2030年までに周辺の県立高の25学級増が必要になると指摘。学級増の一つの形として高校新設の検討などを求めている。

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