エンゼルスが快勝 大谷は藤浪からヒット、8回には6号アーチ放つ

【アスレチックス3-11エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは1点を追う2回裏に5本のヒットなどで5点を奪い逆転に成功すると、以降も3本のホームランなどで小刻みに加点。終始打線が機能し、11対3でアスレチックスを下して2連勝となった。エンゼルス先発のパトリック・サンドバルが7回自責2の好投で2勝目(1敗)をマークし、ほろ苦いメジャー初先発となったアスレチックスのルイス・メディーナに黒星が記録されている。

エンゼルスは1回表に足を絡めた攻撃で先制点を奪われたものの、2回裏に打線爆発。アンソニー・レンドン、ハンター・レンフロー、ブランドン・ドルーリーの3連打で同点とすると、一死後にマット・タイスの2点タイムリー二塁打で勝ち越しに成功。さらにザック・ネトもタイムリー二塁打で続くと、なおも満塁のチャンスを作り、大谷翔平の内野ゴロの間にランナーが生還してこの回5点目を記録した。その後もエンゼルスの勢いは止まらず、3回裏にレンフローの7号ソロ、5回裏にドルーリーの4号2ラン、8回裏には大谷の6号2ランが飛び出すなどアスレチックスを圧倒した。

アスレチックスはリリーフ転向となった藤浪晋太郎を6回裏からマウンドに送る。藤浪は一死から四球で出塁を許すと、この場面で大谷と直接対決が実現。大谷が99マイルのストレートをレフト前に完璧に弾き返してこの対決に勝利した。この打球をレフトが弾く間にランナーが生還し藤浪は失点を喫したものの、後続を抑えて自責はつかず。7回裏も続投して3三振を奪い、2回被安打2、与四球1、奪三振3、自責0でメジャー初のリリーフ登板を終えた。

「3番・DH」でスタメン出場した大谷は、サードゴロ、ファーストゴロ(打点1)、空振り三振、レフト前ヒット、センターオーバーの6号2ランで5打数2安打1本塁打3打点の活躍。明日は先発登板が予定されており、まずはバットで弾みをつけた。今季の成績は打率.261、6本塁打、16打点、OPS.819となっている。

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