27日、広島市の医療施設で、男性（51）の首をカッターナイフで切りつけたとして、施設に通う男（73）が現行犯逮捕されました。
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、広島市安芸区の無職の男（73）です。
警察によりますと、男は4月27日午前9時前、広島市安芸区中野東の医療施設で、無職の男性（51）の首などをカッターナイフで切りつけた疑いがもたれています。
男性は首に軽いけがをして病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。
2人は医療施設に通う利用者同士で、目撃者からの連絡で駆け付けた複数の施設職員が男を取り押さえたということです。
警察の調べに対して男は「首を切ったのは間違いないが、殺すつもりはなかった」などと供述しているということです。
警察は2人の間になんらかのトラブルがあったとみて、事件のいきさつを調べています。
