京都で国民民主と統一会派へ 維新・馬場代表「数集めて政策実現、重要なこと」

京都府議会と京都市議会での維新と国民などの統一会派について話す馬場代表(27日午後、国会内)

 日本維新の会の馬場伸幸代表は27日の記者会見で、京都府議会と京都市議会で維新と国民民主党などが統一会派を結成する方針を決めたことに関し、「数を集めて政策を実現していくことは地方議会では国政よりもむしろ重要なことだ」と述べた。

 馬場氏は昨年の参院選京都選挙区で維新公認候補を国民が支援したことに触れ、「信頼関係がそこで芽生え、京都の政治を良くしていくという考えで統一会派が成立した」と語り、同様の動きが全国に広がるよう期待した。

 来年2月に任期満了を迎える京都市長選の対応は、「京都は非常に閉塞(へいそく)感のある形になっている。適任者がいれば候補者を出して、ワクワクドキドキするような京都をつくっていくために闘っていきたい」と改めて候補者擁立を目指す考えを示した。

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