デ・ブライネが解説。「アーセナルの最強プレッシングを破壊した方法」とは

26日に行われたイングランド・プレミアリーグのビッグマッチ、マンチェスター・シティ対アーセナル。

前半のうちにケヴィン・デ・ブライネとジョン・ストーンズのゴールでマンチェスター・シティが2点を先行し、さらに後半にも2点を追加。最終的にアーセナルを4-1という大差で撃破するという内容となった。

この試合で2点を叩き込んだケヴィン・デ・ブライネは、『Peacock』のインタビューに対して以下のように語っていたという。

ケヴィン・デ・ブライネ

「アーセナルのプレッシングの方法はトップレベルだ。素晴らしい質がある。

なので後方からプレーをしていこうというのはほとんど不可能だ。特にゴールキックからスタートするときはね。セットプレーのようなものだ。

今日はもっと長い距離感でプレーしなければいけないとわかっていた。数日間の練習でそれに取り組んできた。

僕は少し深めにポジションを取ることを意識して、それからアーリング(ハーランド)がボールを持ったときに走り込んでいこうとしたんだ。何度かそれができたと思うよ。

前半はこの形で何度かチャンスを作ることができたと思う。それがペースを掴む上で重要だったよ。

いつもなら我々は「8番」の役割の選手を二人使う。ただ、グアルディオラ監督はアーセナルのプレッシングを分析して、もう少しコントロールしたいと考えていたんだと思う。

ギュンド(ギュンドアン)がいて「6番」が二人になった。そしてジャカとパーテイがプレッシングするのを難しくさせた。

もしパーテイがプレッシングに来たら、僕は彼の裏を狙う。ジャカの場合でもそうだね。

それがホールディングとガブリエウ(マガリャンイス)には難しかったと思うよ。僕に付くのか、あるいはアーリングに付くのか。それを決断しなければいけなかった」

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中盤のポジショニングによってアーセナルのプレッシングに選択肢を突きつけ、それによって生まれたギャップを生かした…という。

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