“G7広島サミット” を前に 警察官が宮島の小学生たちに クイズ大会… その理由は?

G7広島サミットで首脳たちの訪問が調整されている宮島(広島・廿日市市)で警察官が小学生にクイズ大会をしました。その理由は?

「首脳会議は、広島県のどこで開催されるでしょうか?」

28日、警察官が出す3択クイズに手を挙げているのは、宮島学園 宮島小学校の児童たちです。

「あと、1か国はどこでしょう?」

宮島は、G7広島サミットで首脳たちの訪問が調整されていて、訪問が決まれば、18日から20日の間は、島の出入りには「識別証」が必要となります。
(入島規制 5月18日午後0時~20日午後2時)

店の休業などで町の様子も変わるとみられ、児童や生徒の半数ほどが島内から通っている宮島学園も5月18日と19日の2日間の休校です。

今回のクイズ大会は、子どもたちにサミットについて知ってもらい、いつもと違う日常に不安にならないようにしてもらうためのものだということです。

廿日市警察署 宮島駐在所 大浜梓 巡査部長
「全国から警察官が宮島・広島に応援に来てくれています。不安に思うことも、もしかしたらあるかもしれないけど、みんなはふだんと同じように元気に遊んで、いっぱい勉強してください」

参加した児童
「7か国のえらい人が来るんだなと思いました」

クイズのあと、小学生たちは、警察官が使う盾などの道具を触らせてもらって楽しんでいました。

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