早くも初夏の彩り ハナビシソウ見頃 鹿沼・花農場あわの

見頃を迎えたハナビシソウ

 【鹿沼】中粕尾の農村レストラン「花農場あわの」でハナビシソウが見頃を迎え、山間に一足早い初夏の訪れを告げている。

 ケシ科の一年草で、初夏になると花菱紋に似た形の花を咲かせる。日当たりの良い環境で育ち「カリフォルニアポピー」とも呼ばれる。

 同農場の約1.1ヘクタールの畑のうち、1アールに群生。今月初旬に咲き始め、例年より1週間ほど早く見頃を迎えた。5月中旬ごろまでは楽しめるという。

 27日は朝から好天に恵まれ、オレンジや黄色の花々がゆらゆらと風に揺れていた。若林(わかばやし)ふみ子(こ)代表(73)は「夏にかけてハンカチノキやバラも楽しめます」と来場を呼びかけている。

 (問)0289.83.7787。

見頃を迎えたハナビシソウ

© 株式会社下野新聞社