崖崩れの恐れに対応した応急工事が完了 広島・呉市  避難指示 4世帯6人の解除は週明け判断へ

「崖崩れのおそれがある」とされている広島県呉市の山で、29日朝、応急工事が完了したということです。
※画像は呉市提供。

呉市によりますと、26日に住民や消防が異音を聞き、小規模な崩落が確認された呉市 広 塩焼の山で28日から実施していた応急工事が29日9時45分に完了したと、県から報告があったということです。

この工事は、すでに設置されている落石防護柵に、全長およそ60mに渡って仮設の防護材を加えて1m程度かさ上げすることにより、斜面下の住宅の被害防止を図るものです。

今後も落石などの小規模の崩落が見込まれることから、万が一に備えた応急対策として実施されました。

呉市では、現在、4世帯6人を対象にしている避難指示を解除するかどうかは、月曜日にあらためて現地を調査して判断するとしています。

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