海外のクリエイターさんの作品でよく見かけるバタークリームで作ったブーケを、日本人好みのホイップクリームで作ってみました。 普通の生クリームだと絞りにくいロシアンノズルでの絞りにも、オリジナルブレンドの絞研クリームで対応できるように工夫しました。
by COCCO(コッコ)さん
このレシピの材料
数量:カップケーキは7個必要です。
土台のカップケーキ
全卵(L玉 55g以上)… 1個
砂糖… 50g
乾燥卵白(メレンゲパウダー)… 1.5g
ベーキングパウダー… 1g
アーモンドパウダー… 20g
薄力粉(特宝笠)… 55g
食塩不使用バター… 40g
絞研クリーム
らくらくホイップ… 2〜3本
ミルククリーム… 60g前後
食用色素… 適量
下準備
・材料は全て計量しておく。 ・マフィン型とココット皿にグラシン紙をセットしておく。 ・絞り袋の準備をしておく。 ・オーブンは170℃で余熱しておく。
土台のカップケーキ
1.全卵を撹拌しながら35℃前後まで湯煎で温める。
2.卵を湯煎から外したら、かわりにバターを湯煎にかける。
3.砂糖と乾燥卵白を投入し、電動ミキサーでもったりするまで泡立てる。
4.アーモンドパウダーを入れよく混ぜる。
5.ふるった薄力粉とベーキングパウダーを投入し、ゴムベラで「の」の字を描くように混ぜる。
6.粉気がなくなったら、湯煎で溶かしたバターを投入し、ゴムベラで底から返すように混ぜ、油分を生地にしっかり馴染ませる。
7.絞り袋などを使ってグラシンカップに等分に入れる。 カップケーキは7個必要なので、1個はココット皿をタルトストーンなどで底上げしたものを使って焼く。 ※仕上がりの口径がマフィン型で焼いたものと揃うことが重要。
8.170℃で20分焼成し、網の上で冷ます。 ※焼成温度や焼成時間は、お手持ちのオーブンに合わせて調整を。
9.ミルククリーム20gにらくらくホイップ20gを加えてダマが出ないようによく混ぜる。 ※上記は明治のミルククリームを使用の場合。富澤商店のものを使用の場合は、10gずつでOK。 ※ロシアンノズルを使用する場合はロスが出るので、この量を一気に作る。 ※バラ口金を使った絞りの場合は、半量ずつを推奨。クリームの温度が15℃を超えると状態が悪くなるので、少しずつ作ったほうが良い状態のまま最後まで絞り切れる。
10.らくらくホイップを80g加える。 (半量で作る場合は40g) 絞研クリームのブレンド比は、明治のミルククリームの場合、ミルク:らくらく=1:5。富澤のミルククリームの場合は、ミルク:らくらく=1:10。
11.保冷剤を当てて冷やしながら、ボウルにこすりつけるようにして気泡を潰す。 色素を加える場合はここで投入。
12.カップケーキに薄く塗りつける。
13.口金をつけた絞り袋に入れる。ここからの作業はなるべく手早く。クリームが冷たいうちに絞り切る。 使っていないらくらくホイップは冷蔵庫へ。
14.カードなどでクリームを寄せる。
15.土台に押し当てて、クリームを出しながらゆっくり持ち上げ、切りたいところでスッと引いてお花を絞り出す。 白い花のカップケーキは2個作る。
16.同様にピンクのクリームを作り、カップケーキを2個作る。 カップケーキ1個につき、お花は6〜7輪。
17.絞り終わったら冷蔵庫へ。
18.使用したロシアンノズル。 左が白、右がピンク。
19.バラ口金でバラを絞る。 フラワーネイルを左手で回しながら、その上にバラを絞っていく。 この絞りは、慣れないうちは難しいので、全部ロシアンノズルとか、星口金(wilton 2Dなど)を使ったロゼット絞りなどでもOK。
20.白いクリームを足しながら、色味や大きさを変え、8輪絞る。
21.カップケーキ1個につき4輪のバラを乗せる。お花の移動には、フラワーリフターを使用する。 バラのカップケーキも2個作る。
22.最後の1個は大輪のバラを絞り、カップケーキの中央にドーンと乗せる。 星口金(wilton 2Dなど)を使ったロゼット絞りでも可愛い。
23.グリーンのクリームを作り、リーフチップを使って葉っぱを絞る。
24.カップケーキが完成☆
25.紙コップを7個、真ん中が高くなるように組み合わせ、ホチキスやテープで留めて動かないようにする。 周囲をラッピングペーパーで覆い、リボンなどで留める。
26.12cm角程度の大きさのクッキングシートでカップケーキの下部を覆い、コップに差し込んでいく。
27.3種類のカップケーキが互い違いになるように入れていく。
28.中央を最後に入れる。中央はクッキングシートを2枚重ねて使い、隙間にクッキングシートを差し込んで、隙間がないようにする。 お好みでアラザンなどを散らしても可愛い。