J3・FC大阪は29日、カメルーン人FWドングーの完全移籍加入を発表した。スペインの世界的名門バルセロナでトップチームデビューした逸材がJ3に到来した。
28歳のカメルーン人FWはサミュエル・エトー財団でサッカーを始め、2008年にバルセロナの下部組織へ入団。2013年7月24日にバイエルンとの親善試合でトップチームデビューを果たし、同年12月6日のカップ戦でFCカタルヘナ相手に公式戦初ゴールを決めた。翌年1月19日のレバンテ戦で待望のリーグ戦デビューも飾った。
バルセロナ退団後はレアル・サラゴサ、ジムナスティック・タラゴナ、ルーゴ、リェイダ・エスポルティウ、フィンランドのFCホンカ、スペインのサモラ、ギリシャのアナゲネシィ・カルディツァを経てFC大阪へ加入した。
ドングーは
「ここに来ることができて嬉しく思っています。チャンスをくれたFC大阪にとても感謝しています。
目標はチームのために全てを出し切り、FC大阪のためにプレーができるよう精一杯頑張ります!
そしてチームが目標としているJ3優勝、J2昇格に向けて、自分の力を全力で注ぎますので応援よろしくお願いします!」
とコメント。
バルセロナ時代はスピード、フィジカルの強さ、卓越したボールコントロールとパスセンスに、精度の高いシュート技術を備えた万能型FWとしてそのポテンシャルを期待されていた。
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バルセロナ出身でトップチームの公式戦に出場した選手が、J3に移籍加入するケースは初めてのこと。J3で活躍するのか注目が集まっている。