高崎山、今年初の赤ちゃんザル「ペッパーミル」【大分県】

今年初の赤ちゃんザル「ペッパーミル」と母ザルのマボロシ=30日、大分市の高崎山自然動物園(同園提供)

 大分市神崎の高崎山自然動物園は30日、今年初の赤ちゃんザル(雄)の誕生を確認した。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した日本代表が披露した、こしょうをひくパフォーマンスにちなみ「ペッパーミル」と名付けた。

 園によると、昼ごろ、母ザルのマボロシ(7歳・B群)にしがみついて寄せ場にいるところを職員が確認した。マボロシにとっては2番目の子ども。

 名前は一般公募で集まった948通から選んだ。WBC日本代表にちなんだ名前が多く寄せられた中、ペッパーミルが42票で最も多かった。

 高崎山では8月までの出産シーズンにB、C両群合わせて約150匹が誕生する見込み。毎年、最初に生まれた赤ちゃんザルに一般公募で名前を付けている。

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