長崎・古賀植木まつりで宝探し 1000種3万点即売、園芸相談も 5日まで

目当ての品を買い求める来場者=長崎市植木センター

 長崎県長崎市松原町の市植木センター前広場で1日、「古賀植木まつり」が始まり、多くの園芸ファンが足を運んでいる。5日まで。
 古賀植木園芸組合(久保田哲雄組合長)が主催し、66回目。古賀地区は九州で最も古い植木の産地といわれ、400年以上の歴史を誇る。植木や盆栽、草花など約千種3万点が並び、平均で市価よりも3割ほど安く展示即売している。
 久保田健一副組合長(56)は「バラだけでも500種。1点ものも多いので、宝探しのような気持ちで。見つけたら即ゲットしてください。最終日のオークションはどんどん値切ります」とアピールした。
 「もう1鉢欲しいけど」と両手にバラ2鉢を抱えながら考えていたのは、西彼長与町吉無田郷に住むバラ愛好家の池田直美さん(62)。「ブルーフォーユー」という品種を購入し「ネット通販より安くてうれしい。咲き始めから変わる色合いが楽しみ」と話した。
 毎日午後1時からガイド付き(500円)で植木の里散策が楽しめるほか、高級盆栽展示や園芸相談などの催しがある。駐車整理料200円。問い合わせは古賀植木園芸組合(電095.839.4472)

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