今季はなかなか様々なトラブルもあって苦しいシーズンになっているユヴェントス。勝点剥奪処分は免れることになったが、まだその裁定も決まったわけではない。
今回はそんなユヴェントスの「給与が高すぎる選手、給与が低すぎる選手」を『Capology』からご紹介する。おそらく数字は税引き前の額である。
ポール・ポグバ
年俸:1026万ユーロ(およそ15.14億円)
今季マンチェスター・ユナイテッドから復帰してきたポール・ポグバ。プレシーズンでいきなり大きな怪我を負い、そのまま半年間を棒に振った。ついに最近ピッチに戻ることに成功したが、全く本調子に戻っていない。契約はあと3年残っている。
ドゥシャン・ヴラホヴィッチ
年俸:1296万ユーロ(およそ19.12億円)
現在ユヴェントスの中で最も高い給与を受け取っているのがドゥシャン・ヴラホヴィッチ。成績としては決して活躍していないわけではないが、移籍金が高額だったこともあってコストパフォーマンスが悪いと批判されている。
レオナルド・ボヌッチ
年俸:1240万ユーロ(およそ18.3億円)
もちろんここまでのチームに対する貢献を考えれば報酬が高くなるのは当然であるが、今季のピッチ上ではかなり重要性が低くなっている。契約期間は2024年までとなっており、この数週間で新しい条件で契約が結ばれるという。
ダニエレ・ルガーニ
年俸:648万ユーロ(およそ9.56億円)
2015年にエンポリから加入して以来、ずっと微妙な立場になっているルガーニ。今季は特にまだ公式戦8試合しか起用されておらず、戦力外のような扱いになっている。契約は2019年に結ばれたもので、ダニーロやロカテッリを上回っている。
▼低すぎる選手
ダニーロ
年俸:513万ユーロ(およそ7.57億円)
31歳になって今まで以上にフル稼働しているブラジル人DFダニーロ。セリエAではこれまで32試合に出場して3ゴール3アシスト。公式戦全体でも47試合でプレーしている。契約は先日更新されたばかりで、2025年までとなっている。
フィリップ・コスティッチ
年俸:321万ユーロ(およそ4.74億円)
アイントラハト・フランクフルトでは長谷部誠や鎌田大地とプレーしたコスティッチ。加入初年度から様々な大会でプレーし、公式戦49試合で3ゴール12アシストと奮闘している。昨年夏に4年契約を結んだが、意外と給与が安いらしい。
マッティア・デ・シーリョ
年俸:278万ユーロ(およそ4.1億円)
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今季は怪我が多いものの、万全ならば様々なポジションで起用できる便利なデ・シーリョ。契約が延長されたのは昨年夏だったのだが、タイミングもあってかその額はかなり抑えられているとか。