ツバメの巣調査を福井県全域と石川県南加賀に拡大 クラウドファンディング開始

福井県全域と石川県の一部でツバメの巣調査を行うクラウドファンディングのPR画像(レディーフォーHPから)

 福井県内で鳥の生態解明などの調査を行う、ふくい鳥の研究室「イロドリ」代表の出口翔大さん(福井市自然史博物館学芸員)らが、県内における3種のツバメの分布や生息環境の調査に力を入れている。2022年に福井市民から情報提供を募った調査の発展版として、23年は福井県全域と石川県南加賀地域に対象地域を広げ、住民参加型で実態を明らかにする。出口さんは5月1日、福井県に特化したクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で費用30万円の募集を開始した。

▽実行者:出口翔大さん ▽目標金額:30万円 ▽締め切り:2023年5月31日 ▽リターン:1000円~10万円の16種類(ステッカー、Tシャツなど)

 ◇ミラカナとは 福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス。県内でプロジェクトを始める人の資金調達を応援するプラットフォームとして福井新聞社、福井銀行、福邦銀行が連携。CFのレディーフォー、応援購入サービスのマクアケいずれかを通じて支援・購入を募る。累計支援額は1億7千万円、プロジェクトの達成率は92%(数字は2023年3月末時点)。

⇒クラウドファンディング「ミラカナ」トップページはこちら

© 株式会社福井新聞社