崎陽軒 鶏卵不足で一部食材変更 炒飯弁当と横濱中華弁当 鳥インフル流行が影響

内容変更後の「炒飯弁当」(左)と「横濱中華弁当」

 崎陽軒(横浜市西区)は8日から当面の間、鶏卵を使った弁当2種の一部食材を変更して販売する。同社が2日、発表した。鳥インフルエンザが国内で流行した影響で、原材料である鶏卵が不足し、必要量の確保が困難なためとしている。

 対象となるのは「炒飯(チャーハン)弁当」(930円)と「横濱中華弁当」(1120円)。いずれも具材の「風味かまぼことクラゲと錦糸卵の酢の物」の錦糸卵を除いて提供する=写真は内容変更後。鶏卵の供給が安定した段階で元に戻すという。

 炒飯弁当は鶏卵不足の影響で一時販売を休止、4月に再開した。引き続きチャーハンに使う「いり卵」の量を減らし、長ネギとチャーシューの量を増やしたレシピで提供する。

 問い合わせは、通話無料の同社お客様相談室電話(0120)882380。

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