栃木県のJR宇都宮駅西口の宮の橋が架かる田川に2日、約千匹のこいのぼりが飾られ、県都の風になびくカラフルな姿に、多くの通行人が足を止めて見入っていた。
宇都宮市で河川保全活動を行う「鮎踊る田川の会」と、学び直しの場を提供する「とちぎ自主夜間中学宇都宮校」などでつくる実行委員会が、5日のこどもの日に向け初めて企画した。
午前9時から関係者ら12人が、寄贈されたり地域の子どもが手作りしたりしたこいのぼりを取り付けた。
同校の大橋衛(おおはしまもる)副校長(57)は「新型コロナ禍でイベント中止が相次いだ中、健やかな成長を願い、子どもが楽しめる催しを準備した。ぜひ見に来てほしい」と話した。5日まで設置する。