【DeNA】バウアー、ついに1軍デビューへ 「27個三振取れれば」

1軍デビューを果たすバウアー

 超大物右腕がベールを脱ぐ。横浜DeNAの新外国人選手、トレバー・バウアー投手が3日、横浜スタジアムでの広島戦に、1軍で初登板する。午後2時開始。2020年のサイ・ヤング賞右腕は「素晴らしい気持ちでいっぱい。体もしっかり準備できているし、気持ちも高ぶっている」と、その時を待ちわびている。

 ここまで2軍で3度調整登板してきた。最後の登板から中4日でマウンドに上がるが、「自分にとっては慣れている形なので、特に違和感はない」。試合での目標を問われ、「27個三振を取れれば」と笑顔で話した。

 大型連休で、球場は超満員のファンが見込まれる。「楽しい日になるように、一生懸命投げて、いい結果を出したい」とバウアー。三浦監督は「いい表情をしている。コンディションは良さそうで、心配していない。日本のやり方も順応して、理解して取り組んでくれている。チーム全体で盛り上げたい」と話した。

 チームは2日の試合に敗れ、連勝が7で、本拠地連勝は9でそれぞれストップした。バウアーの快投で、再び連勝街道を突き進む。

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