マツダは、昨年度の世界全体の生産台数が5年ぶりに前の年度を上回ったと発表しました。
マツダによりますと、去年4月からことし3月までの生産台数は国内では、前の年度より9.8パーセント増えて76万4424台、世界全体では10.9パーセント増えて113万4982台でした。
世界全体の生産台数が前の年度を上回ったのは5年ぶりだということです。
半導体の供給不足は依然続いていますが、CX-60などのラージ商品群の生産が加わったのが要因だとしています。
一方、販売は、CX-5やロードスターが堅調な国内は10.8パーセント増えましたが、世界全体では11.3パーセント減りました。
要因としてマツダは、新しいモデルの投入がなかったのに加えて、去年、新型コロナの感染拡大が続いた中国市場で50.4パーセントの減少と大きく落ち込んだことなどを挙げています。