みどりの日 広島市植物公園 無料開放で行列 植物を親しむきっかけにして

大型連休まっただ中の4日も、広島県内の行楽地は多くの人でにぎわいました。

「みどりの日」ということで、広島市の植物公園が無料開放されました。

広島市植物公園には開園前から長い列ができ、予定よりも10分早く開門しました。

RCCウェザーセンター 近藤志保 気象予報士
「きょうはくもっていますが、日が差すと少し蒸し暑いくらいの植物公園です。無料開放ということもあって、多くの家族連れでにぎわっています」

連日の暖かさで園内では例年よりも早く開花が進んだということです。その中で見ごろを迎えているのが、早咲きのバラ…。鮮やかに咲き誇るバラの前で多くの人が足を止めます。

一面を淡い青色に染めるネモフィラの前では、来園者が記念撮影を楽しんでいました。

福岡から帰省中の来園者
「きれいです。ネモフィラはすごく好き。ちょうど咲いているし。ほかにもバラ園もいろんな色の花があって、すごくきれいだなと思いました」

呉から家族で来た子ども
「楽しい。遊具で遊んだり、友だちいっぱい作れたから」

イベント広場では、子どもたちによるマリンバのコンサートが開かれ、訪れた人を楽しませました。

広島市植物公園 企画広報係 富沢まり 課長補佐
「ぜひ、この機会に植物に親しんでいただいて、おうちで植物を育てる楽しみとか鑑賞する楽しみを知っていただきたいと思います」

広島市植物公園では、ゴールデンウィークが終わっても次々と見ごろの花が楽しめるということです。

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