秋に皇居で行われる「新嘗祭(にいなめさい)」に献上するコメの田植えが、広島・三原市 大和町でありました。
標高およそ400メートル三原市大和町萩原地区です。
集落法人ハピネス 信野一明 代表
「献上米をきょうからがんばるということで、みなさんにお集まりいただきました」
ことし、広島県からコメを献上するのは、集落法人「ハピネス」です。地元の人たちが見守る中、合わせて50アールの献穀田に、田植え機でコシヒカリの苗を植えていきました。
信野一明 代表
「資材も高騰をして、状況が非常に厳しくなっておると、こういう環境の中でおいしいコメ作りをしていますので、そういうところをご評価をいただければと思います」
新嘗祭は、神々に収穫を感謝する宮中行事で、全国各地の農家がコメやアワを献上します。広島県では毎年、県集落法人連絡協議会の推薦を受けた集落法人が担当します。ハピネスが作るコシヒカリは、9月上旬ごろに刈り取られ、皇居に献上されます。