NIKEの契約選手で「現役最強ベストイレブン」を選んでみた(2023年版)

サッカー選手の"商売道具”である足もとを支える各スポーツメーカー。有力選手ともなれば契約を巡ってピッチ外で激しい争いが繰り広げられることも珍しくない。

そこで、サッカー選手の契約メーカー別に、2023年現在の「最強のイレブン」を選んでみた。今回はNike編。

GK:ティボー・クルトワ

ベルギー代表/レアル・マドリー所属

クルトワとアリソン。同じ1992年生まれの世界的守護神でどちらを選ぶか毎年迷うが、今回はすんなりクルトワに。

レアル・マドリーが昨季強豪を次々と破り欧州を制した際の立役者であり、今季もそのパフォーマンスに陰りは見られない。

着用スパイク:ティエンポ レジェンド 9 エリート

DF:ロナルド・アラウホ

ウルグアイ代表/バルセロナ所属

Nikeのセンターバックといえば、これまではフィルヒル・ファンダイクが鉄板。しかし今季彼を上回るインパクトを残しているのがバルセロナの24歳だ。

圧倒的な強さと足もとの技術を兼ね備えており、リーガ奪還間近の「チャビバルサ」で欠かせない戦力となっている。

着用スパイク:ティエンポ レジェンド 9 エリート

DF:ルベン・ディアス

ポルトガル代表/マンチェスター・シティ所属

3冠を目指すマンチェスター・シティの守備の大黒柱。エリア内での対応力がずば抜けており、いるといないでは守備の安定感がまったく異なる。

今季は一時負傷離脱していたが、2月12日にスタメン復帰。以降チームは負けなしだ。

着用スパイク:ファントム GX エリート

DF:ジョン・ストーンズ

イングランド代表/マンチェスター・シティ所属

2016年夏にシティが獲得した際、4750万ポンド(およそ81億円)の移籍金は高すぎるという声も少なくなかったが、今となってはバーゲン価格だった。

攻守にクレバーでシティらしい柔軟な立ち位置と役割を見事にこなし、今や世界屈指のDFに成長した。

着用スパイク:ファントム GX エリート

DF:アルフォンソ・デイヴィス

カナダ代表/バイエルン所属

バルサの新鋭アレハンドロ・バルデと迷ったものの、今回はデイヴィス。リベリア人の両親のもとガーナで生まれ、5歳の時にカナダへ移住。欧州で偉大な才能が花開いた。

自慢の快速でバイエルンの左サイドを支配し、昨年はカナダ代表として初のワールドカップにも出場した。

着用スパイク:ズーム マーキュリアル ヴェイパー 15 エリート

MF:ロドリ

スペイン代表/マンチェスター・シティ所属

現在のマンチェスター・シティでもっとも欠かせない選手の一人。チームの“心臓”であり、攻守ともに要となっている。

シティのシステムが熟成される中で前に出ていく機会も増えており、CLバイエルン戦では左足で値千金のミドル弾を叩き込んだ。

着用スパイク:ファントム GX エリート DF

MF:ケヴィン・デ・ブライネ

ベルギー代表/マンチェスター・シティ所属

シティの中でもデ・ブライネが持つ能力はやはり格別。どんなボールも彼のもとに収まればゴールまでの道筋が見える。

今季はさらに、アーリング・ハーランドとの最強ホットラインが誕生。悲願のCL制覇に向けて驀進している。

着用スパイク:ファントム GX エリート DF

MF:ルカ・モドリッチ

クロアチア代表/レアル・マドリー所属

昨年のカタールワールドカップで改めて稀代のコンダクターぶりを見せつけた。

37歳となった今もピッチを走り回り、プレーの量と質でチームをけん引する様は圧巻。その姿をまだまだ欧州のトップシーンで見たい。

着用スパイク:マーキュリアル ヴェイパー 14 エリート

FW:キリアン・エムバペ

フランス代表/パリ・サンジェルマン所属

リオネル・メッシとネイマールを擁するパリ・サンジェルマンにおいても、個での打開力はNo.1。

昨年のカタールワールドカップは僚友メッシの前に涙をのんだが、大会得点王に輝く活躍でフランスを2大会連続の決勝進出に導いた。

着用スパイク:ズーム マーキュリアル スーパーフライ 9 エリート

FW:ヴィニシウス・ジュニオール

ブラジル代表/レアル・マドリー所属

個で相手の組織を破壊する現役最強ドリブラー。

もともと豊かな才能を誇っていたが、昨季レアル・マドリーでプレーが確立され、アンストッパブルな存在に。カリム・ベンゼマとの完璧な相互関係でCL連覇を目指す。

着用スパイク:マーキュリアル ヴェイパー 14 エリート

FW:アーリング・ハーランド

ノルウェー代表/マンチェスター・シティ所属

現役最強のストライカーは彼を置いてほかにいないだろう。

【関連記事】adidasの契約選手で「現役最強ベストイレブン」を選んでみた(2023年版)

加入1年目のマンチェスター・シティでこれまで通りゴールを量産し、すでに今季公式戦50ゴールを達成。シティの悲願、CL制覇の“ラストピース”となれるか注目される。

着用スパイク:ファントム GX エリート

© 株式会社ファッションニュース通信社