となみチューリップフェア来場者、目標超え32万1000人 5日の最終日まで見頃維持

入れ替えをした「花の大谷」を楽しむ来場者=砺波市美術館前

 富山県砺波市の砺波チューリップ公園を主会場に開催中の「2023となみチューリップフェア」は4日、4万1千人が訪れ、計32万1千人となり、5日までの会期を残して目標の30万人を突破した。運営本部は「客足がコロナ禍前の水準に戻っている」とした。

 昨年は14日間の会期で28万2千人、コロナ禍前の2019年は32万5千人だった。今年は春先に暖かい日が続いた影響で開花が早まったが、開幕から低温が続き、花持ちの良さにつながっている。一部の早生(わせ)や中生(なかて)品種は咲き終わったものの、歓迎ディスプレーや人気スポット「花の大谷」は、花を入れ替えて見栄えを維持している。

 運営本部によると、連休中は日中の最高気温は高めだが、朝晩の気温は低く推移しており「5日の最終日まで見頃を保てそうだ」と話した。

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