「銀スカ」都心の高速道路でウォーキングイベント

都心のど真ん中を走る高速道路を封鎖し、ウォーキングやピクニック気分を味わえるイベントが開催されました。その理由とは?

普段は車専用の高速道路を歩いたり、設けられたフォトスポットでの記念撮影を楽しむ人たち。今回イベントが行われたのは、新橋から京橋間の約2キロをつなぐ、東京高速道路、KK線です。東京都はこのKK線を2030年代以降に、自動車専用道路から歩行者中心の公共的空間に整備する計画を進めていて、その未来像を一足先に体験してもらおうと、イベントを開催しました。

会場には芝生を敷き詰めた休憩エリアや、キッチンカーなども出店。将来整備される、都会のオアシスも体験できました。

参加者からは、「新幹線とかが間近で見られて楽しかったです」「なかなかない景色ですよね。数寄屋橋の交差点、上から見たの初めてですね」「運動不足の時に歩きたいなというのもあるし、有効活用してもらえればありがたいですね」「普段歩かないところなので、楽しかったです」「また子供と遊びに来れられるような、歩行者だけの道になったらいいなと思います」といった声が聞かれました。

イベントは、5月4日、5日の2日間行われ、事前に申し込んだ約3000人が、未来の東京を体験する予定です。

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