宮沢氷魚と小西桜子 ”ラピュタパン”を食べる姿 恋が始まるような瞬間 「はざまに生きる、春」本編映像

2023年5月26日より劇場公開される、2020年に実施した“映画をつくりたい人”を募集するプロジェクト「感動シネマアワード」で大賞を受賞した映画「はざまに生きる、春」から、本編映像の一部が公開された。

公開された本編映像は、まだ出会って間もない屋内(宮沢氷魚)と春(小西桜子)が、一緒に月を見ながら、夜ご飯の”ラピュタパン”を食べるロマンチックなシーン。遅くまで会社で残業をしていた春だったが、急に屋内に誘われ、屋内の自宅で月を見ることに。突拍子もない誘いに戸惑いながらも心が動く春。2人は縁側で横並びになり月を見ていたが、夜ご飯を食べていないという春に、「確認です。ジブリは好きですか?」と通称”ラピュタパン”と呼ばれる目玉焼きトーストを振る舞う屋内。子どものように夢中でパンにかじりつく可愛らしい屋内に、春の気持ちはどんどん揺れ動く。

さらに、春が「どうして急に連絡くれたんですか?」と聞くと、「月が欠けていたので、春さんに伝えたいなと思ったんです」と答える屋内。話しながら見つめ合う2人の、まるで恋が始まるような瞬間が切り取られている。

「はざまに生きる、春」は、発達障害を持つ画家の屋内透と、出版社に勤務する編集者の小向春による恋模様を描いた作品。屋内を演じたのは、「エゴイスト」などの宮沢氷魚。「初恋」でヒロイン役を演じた小西桜子が、春役を務めている。出版社で漫画編集者として働く葛里華(かつ・りか)監督の、初のオリジナル長編作品となる。

【作品情報】
はざまに生きる、春
2023年5月26日(金)公開
配給:ラビットハウス
©2022「はざまに生きる、春」製作委員会

© 合同会社シングルライン