週明け5月8日に、新型コロナが季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行します。広島県などが続けてきたさまざまな対策も終了します。
近藤志保 記者
「広島市本通り横のPCRセンターです。5日は午前10時現在、20人の予約があるということです」
これまで無料検査を行っていた広島県内のPCRセンターは、7日にはすべてが閉じられます。広島県によりますと、県内の会場での最大検査人数は、2022年8月は1日およそ5600人でしたが、ことし4月以降は250人程度まで減ったということです。
広島県 PCR検査事務局 堀江佳一 事務局長
「これまで通り感染の不安のある人は、無料の検査会場はなくなってしまうが、各医療機関で受検をしてほしい」
広島県内の会社員
「感染リスクを感じていないので、自主判断でマスクを外しています」
神奈川からの旅行者
「(5類に引き下げるタイミングは)ちょうどいいんじゃないですかね。活気が出て、とてもいいと思いますし。(遠出は)あんまりしていなかったですね。5類に下がる方針になって、マスクをつけなくていいよとなったので、久しぶりの旅行に来ました」
広島県内の親子(父)
「特に変わりないですね、今とね。マスクはずっとしています。また感染したら怖いので」
(息子)
「5類になってもコロナの威力は変わらないから、5類にせず、そのままにしておいた方がいいと思う」
大学生
「不安はないかと言われれば、うそになりますけど、気にしすぎるのもよくないかなと思う」
8日からは感染者の原則7日間の「外出自粛要請」は、原則5日間の「外出自粛の推奨」となります。さらに新型コロナの確保病床も段階的に縮小され、10月以降は廃止されます。
5類への移行後もマスクをはずすかどうかは、それぞれの判断となりそうです。