4年ぶりに蛇が舞う 間々田のじゃがまいた 小山市

小山市にある間々田八幡宮では巨大な蛇が町を練り歩く伝統行事、「間々田のじゃがまいた」が行われました。

江戸時代から続くこの祭りは、五穀豊穣や疫病退散を願って毎年5月5日に行われるもので、2019年には国の重要無形民俗文化財に指定されました。

新型コロナの影響で2020年から中止が続き、今回は4年ぶりの開催です。

7つの地域ごとにシダや竹などで作った長さ15メートルを超える巨大な蛇を、地域の子どもたちが中心となり担ぎます。

本殿の前に集まった蛇は、宮司からお祓いを受けたあと、一番の見せ場である「水飲みの儀」へとうつります。

水しぶきを上げながら蛇が水を飲む迫力のある光景をおよそ1万人の見物客が見守りました。

その後蛇は、地域の人たちが無事に1年を過ごせるようそれぞれの町内へと出発しました。

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