サッカーの第103回天皇杯全日本選手権の長崎県代表を決める第34回県選手権(県サッカー協会主催、共同通信社、長崎新聞社共催)は6日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で決勝が行われ、三菱重工長崎が5連覇を狙ったMD長崎に0-0からPK戦4-3で競り勝ち、8年ぶり10度目の優勝を飾った。
互いに決め手を欠く展開の中、三菱重工長崎は後半26分、MF出口がFKでゴールネットを揺らしたが、直前のプレーがオフサイドと判定されてノーゴール。MD長崎も後半ロスタイム、DF坂本がペナルティーエリア外からフリーでシュートを放ったが、三菱重工長崎のGK東に阻まれた。東は延長後半10分にも、1対1の場面を止めた。
PK戦は互いに1本目を失敗した後、先行の三菱重工長崎が5人目まで決めたのに対し、MD長崎は最後が枠外だった。
三菱重工長崎のGK東が最優秀選手、MD長崎のGK西山が優秀選手に選ばれた。
天皇杯は20日に開幕。県勢は三菱重工長崎が1回戦(21日13時・ニンジニアスタジアム)で愛媛県代表、V・ファーレン長崎は2回戦(6月7日19時・トランスコスモススタジアム長崎)から登場で、前回王者のJ2甲府と対戦する。
三菱重工8年ぶりV MD長崎にPK勝ち サッカー天皇杯長崎県代表に
- Published
- 2023/05/07 11:30 (JST)
- Updated
- 2023/05/07 12:06 (JST)
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