7日に行われたJ1リーグ第12節で、サンフレッチェ広島はアビスパ福岡に3-1で勝利した。
大雨となった試合。調子がいい福岡に1点を先制された広島だが、流れを変えたのは売り出し中の19歳MF越道草太だった。
越道はこの試合ベンチからのスタートだった。しかし右サイドで先発した満田誠が相手のタックルを受け負傷すると、前半途中、越道に出番が回ってきた。
そして1点を追う後半の5分、右サイドでボールを受けた越道が一振りで状況を変えた。
ピンポイントのクロス!
右サイドからのアーリークロスが中央に飛び込んだキプロス代表FWピエロス・ソティリウの頭にピタリとあい、同点ゴールを演出した。
供給するタイミング、ボールの速度、軌道ともに完璧といえるクロス。イングランドのレジェンド、デイヴィッド・ベッカムが一世を風靡したアーリークロスを彷彿とさせるスーパーアシストであった。
ソティリウはこれが今シーズンの初ゴールに。
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広島はその後オウンゴールで逆転に成功すると、終了間際にも川村拓夢が追加点を決めて3-1で勝利している。