ランドセル選び＝いわゆる「ラン活」について、早くも来年春に入学する新1年生を対象にした商戦が始まっています。ことしのトレンドは、「軽量」のランドセルです。
5月5日に港区で開催されたランドセルの展示会には、全国から集まったメーカー13社、色とりどり900以上のランドセルが集まりました。それを目当てに会場には多くの家族連れが訪れ、子どもたちはランドセルを背負い比べて、お気に入りの1つを探していました。
来場者：「すごい大容量で入るとか、親的にはやっぱり機能も重視したいので、一番これが私的にはすごく良いと思っている」
展示されたランドセルは、ハートのモチーフや花の刺繍などがあしらわれたデザインのほか、最近はくすみカラーと言われる控えめな淡い色合いが人気だということです。そんな中であまりの人気で人だかりができていたブースが…。
記者：「今年から登場したのは、ナイロン素材を使ったランドセルです。従来の革製品よりもだいぶ軽いです」
リュックとランドセルを掛け合わせたリュッセルは、生地が柔らかく重さは999グラムと、革製品よりも200グラムほど軽いということです。
最近は教科書だけでなくタブレット端末を持ち歩くことも多いため、ランドセルに軽さを求める保護者が多いことから、軽量なランドセルが注目を集めています。
来場者：「小学校が自宅から遠いので軽いランドセルで探していて、上にお姉ちゃんもいるんだけど重くて学校に行くのがしんどいと言うので」「教材が重いのとタブレットがすごく重たいという話しを聞いてたので、その分ランドセルが少しでも軽かったらいいなと思って」
時代のニーズに合わせて誕生した軽～いランドセル。今後、業界に広がりをみせそうです。
