粤港澳大湾区の病人支援の予算可決

立法会財務委員会は5月5日、「粤港澳大湾区医院管理局病人支援」のパイロットスキームに関する約1000万ドルの予算申請を可決した。同日の香港メディアによると、スキームの第1段階は来年3月まで運営される。特区政府医務衛生局の盧寵茂・局長は立法会で、これまでの特別支援スキームは主に新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行期間のためのもので、香港に戻れず中国本土にいる香港市民に医療サービスを提供するもので、5月9日に終了すると説明。2月末までに5万4500人余りが関連サービスを利用し、香港大学深セン医院で診療を受けたことを明らかにした。調査によると、60%余りの病人は引き続き香港大学深セン医院での受診を希望しており、本土の香港市民の医療サービス需要を反映している。

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