人材育成巡り、持論を展開 田原総一朗氏が山形市を訪れ視察

山形商業高を視察する田原総一朗氏(右)=山形市

 教育などに関する山形市の取り組みを視察するため、ジャーナリストの田原総一朗氏が8日、山形商業高や市南部児童遊戯施設「シェルターインクルーシブプレイス コパル」を訪れ、関係者と意見交換した。

 山形商業高では、最先端の情報通信技術(ICT)環境が整った校舎内を見学した。小林勝喜校長と意見交換した田原氏は「子どもたちは何のために経済を学ぶのか」「日本の経済はなぜ悪くなったと思うか」などと矢継ぎ早に質問。国際舞台で活躍できる人材育成の重要性に触れながら、「学校では正解のない問題を教えなければならない」などと持論を展開した。

 市役所で佐藤孝弘市長とも懇談した。

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