宇都宮の大谷観光拠点 愛称5候補投票受け付け

(仮称)大谷観光周遊拠点施設の完成イメージ

 【宇都宮】市は大谷町に整備中の「(仮称)大谷観光周遊拠点施設」の愛称5候補を公表した。市内に在住、通勤、通学する人を対象に、31日まで最終投票を受け付けている。

 最終候補は「ROCK GARDEN OYA(ロック ガーデン オオヤ)」「大谷コネクト」「O-YARD(オーヤード)」「ふらっとOYA」「石の駅 大谷」。

 市によると、英語を取り入れた候補名のうち、「Rock」には「石」や「感動させる」、「コネクト」には「つなぐ」、「Yard」には「庭」といった意味を盛り込んでいる。また「ふらっと」には気軽に立ち寄るイメージ、「駅」には地域の中心となるイメージを込めている。各候補名の由来は市ホームページ(HP)に掲載している。

 投票は市HPからか、市観光交流課窓口などに設置されている投票箱で受け付ける。1人1票まで。結果は6月下旬に公表する。

 愛称は市が2月に募集し、252件が寄せられた。4月に審査会を開き、市民や利用者に施設が浸透し、末永く親しんでもらうことを主眼に候補を絞った。

 同施設は大谷地域の観光周遊の核として、大谷公園近くの旧市営駐車場に国登録有形文化財「旧大谷公会堂」を移築するなどし、11月に開業する予定。

© 株式会社下野新聞社