通帳発行に手数料1100円 山形銀、10月から

 山形銀行は10日、10月2日から通帳発行手数料1100円を新設すると発表した。個人客が新たに開設する総合口座を含めた普通預金口座が対象で、通帳利用の多い18歳未満と60歳以上(口座開設時)は除く。同1日までに発行済みの通帳は対象外で、通帳繰越時も手数料は取らない。

 入出金履歴や残高を閲覧できるスマートフォンの「やまぎんアプリ」やインターネットバンキングの利用を促し、ペーパーレス化によって環境負荷軽減を進める狙いがある。

 手数料は新規開設時に受け取る。無利息普通預金口座やジュニアNISA預金口座なども対象外になる。ウェブ口座はもともと通帳を発行しない。紛失時の再発行はこれまで通り再発行手数料1100円が必要になる。

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