宮島へのフェリー2社 5月18日~20日の期間は大幅減便 G7広島サミットで入島制限

G7広島サミットで首脳たちが訪問する予定となっている宮島(広島県廿日市市)へのフェリーについて、サミット前日の18日から20日までの間、減便すると運航会社が11日までに発表しました。

廿日市市の宮島口と宮島の間では、旅客船の運航会社2社がフェリーを、1社が高速船を運航しています。

フェリーを運航するJR宮島フェリーと宮島松大汽船は、ホームページ上で宮島への入島制限がかかる18日(木)正午から20日(土)午後2時までの間で特別ダイヤを組むと発表しました。

JR宮島フェリーでは、通常の平日ダイヤで1日に106便を運航していますが、入島制限が終日かかる19日(金)には35便の運航となり、大幅な減便となります。20日(土)の午後2時から通常どおりのダイヤに戻るということです。

宮島松大汽船では、20日(土)におよそ4時間運航しない時間帯もあります。

宮島口のフェリー乗り場では、外務省が「識別証」を確認する予定で、運航会社2社は、「識別証などの確認に時間がかかる場合もある。次の便が1時間後となる時間帯もあるので、時間に余裕をもって利用してほしい」と利用客に呼びかけています。

また、JR宮島フェリーは、一部の便については、多くのサミット関係者の乗船により、自動車やバイクの乗船を断る場合があるとしています。

アクアネット広島が運航する宮島口~宮島間の高速船は、18日から21日までの欠航が発表されています。

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