ケンコバ、一発屋芸人になりかけた瞬間語る「越中詩郎さんのモノマネが跳ねた」

10日深夜放送の『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)で、お笑いタレントのケンドーコバヤシが一発屋芸人になりかけた過去について明かした。

番組では、とにかく明るい安村がイギリスのオーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』でネタを披露し大ウケした話から、どちらかというと安村もそのジャンルに該当する、一発屋芸人の話となる。

ケンコバは、日本で一発屋芸人が生まれる原因について「こんな毒吐く必要ないけど、日本の制作側の奴ってアホやんそこ。飽きられるってこんなに出したらって。連投、連投で」と、ひとつネタがウケけると、飽きられるまでその芸人を集中して出しすぎだと指摘した。

さらに、ケンコバは「俺もその悲劇、陥る可能性あったからね」と話し、「越中詩郎さんってプロレスラーのものまねが、バーン跳ねたのがあって。30個ぐらいオファー来たのよ『あれで出てくれ』って」と明かした。

ケンコバは、レイザーラモンHGのブレイクから、仕事減少までの一連の流れを近くで見ていたそうで「俺もちょっとこれヤバイなって。直前で、HGの悲劇見てるからさ」とコメント。結局、ひとつのネタに頼ることはしない決断となったようで、ケンコバは「偉そうに断ったのよ。『あの~、ケンドーコバヤシでやってますんで、それで出させてください』って。あれが伸るか反るかやったと思うよ」と回想したのだった。

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